「デザインをしないデザイン」
この言葉が正しいかどうか。
デザインとはむずかしいもので、そこに存在することを大声で叫んでしまいがちである。
もちろん、誤りではなくそういった発言も必要であるが、あまりにもうるさいと困ったものである。
文化、習慣の違いはこの点において大きく反映してくる。この時代に西洋と日本という比較が正しいかどうかわからないが、少なくとも日本は日本なりのデザインを築いてきた。
私が感じる日本のデザインは「佇まい」である。自然と空間にとけ込む。静かながらもドシっと座ったデザインは何とも強く、言い訳がないのである。
潔いデザインは清らかで気持ちがよい。
大声で叫ぶ中、すっとそこに座っている様は何とも気になるのである。
そんな佇まいを考えながら次のステップへ。
品がある感じに近いのですかね。
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